文字彫りとは、墓石に文字を刻印してお墓に誰が眠っているか分かるようにするために用いられています。墓石には文字彫りを行って文字を入れるのが一般的です。昔は1人ずつお墓を建てていたので戒名や俗名などの文字が掘られていましたが、現在では家名で統一している場合が多くなっています。
しかし、厳密には彫る文字の内容に制限はありません。さらに利用する書体も自由なので、オーダーメイドでお墓を作る際にはデザイン性の高い文字彫りを選択することが可能です。
文字彫りについて
追加彫りについて
追加彫りとは、すでに文字彫りされている墓石に対してあとから亡くなった方の名前を刻印することを指します。墓石に追加彫りを行う場合は側面に文字を彫るのが一般的ですが、厳密には追加彫りを行うところは定まっていません。追加彫りできるスペースがなければ、墓石の裏面に彫ったり、新たに墓誌を用意する場合もあります。
石材店に依頼した際に文字や書体について相談するので、どの場所に彫るのかについても相談してみるといいでしょう。
石材店に依頼した際に文字や書体について相談するので、どの場所に彫るのかについても相談してみるといいでしょう。
文字彫りの流れ
文字彫りの流れを一覧にしてまとめました。
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01.文字彫りを依頼する石材店を探す
墓石に文字彫りを行うなら、まずは文字彫りを依頼する石材店を探すことから始めましょう。 -
02.石材店から見積りを作成してもらう
依頼する石材店の候補を絞ったら見積りを作成してもらいましょう。どのような文字彫りを希望すれば発生する費用を提示してもらえます。見積りは複数の会社に作成してもらって価格を比較することがおすすめです。 -
03.石材店に彫刻する内容を相談する
石材店が提示した見積書に納得したら、彫刻する内容を相談しましょう。1度文字彫りを実施すると修正が困難なので、文字の内容だけでなく書体や大きさなど具体的に伝えてください。 -
04.閉眼供養を行う
文字彫りの内容が固まったら、お墓の閉眼供養を行って文字彫りの準備を行います。 -
05.文字彫りを行う
石材店が実際にお墓を訪問して文字彫りの作業にとりかかります。 -
06.開眼供養を行う
文字彫り作業が終わったら、開眼供養を行って墓石に先祖の魂を入れます。
近年では、無宗教の方も多く、開眼供養を執り行わない場合も増えています。
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07.文字彫りの完了
開眼供養まで終えれば文字彫りが完了となります。
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